北九州・魚部のブログ

高校魚部時代の記事を中心に、2005年からつづく水辺の生き物関係のブログです

716号【酷寒の水昆調査~オオマルケシゲンゴロウも!】

gyobu

2月中旬、雪がちらつき、もの凄く寒い日。
酷寒の中、ある溜め池で水生昆虫調査を行った。

12月下旬にも行ったが、その第2弾。


ゲンゴロウの微小種の多くは、繁殖生態はもちろん、
冬はどこで過ごしているのかということすら不明なものが多い。

今日のテーマは、キボシチビコツブゲンゴロウ。
おそらく水中越冬を継続していると思われるが、何せ知見がないので。




調査は、関東からいらした専門家のK氏、
そして魚部の生き物ツートップのk藤君とA木君のOB2人。


 (※調査風景や確認生体の画像を、誤って消してしまったのか、無い!)


このとき、気温は4℃弱。
当然のことながら、手はずっと濡れている。いちいち拭いたりしないから。

網の中の泥などを、数㎜のゲンゴロウ(しかも寒さで動かない!)を
とてつもない集中力で見続ける。

ふと、手に目がいく。
この寒いのに“モワッ~”と湯気が立ち上っているじゃないか・・

ただでさえ残り少ないエネルギーが刻々と、寒さに奪われていた。




前回は見当たらなかったが、
何と今回は「オオマルケシゲンゴロウ」を確認できた。

コイツもどうやら水中越冬のようだ。


最初は気合い不足で何も見つけきれなかったが、
次第に酷寒へ「負けるもんか!」パワーが出てきたせいか、見え始めた。


最後の網には、わずか一網の中に、下記の種&個体数を見つけた。

・キボシチビコツブゲンゴロウ 11個体
・オオマルケシゲンゴロウ    6個体
・マルケシゲンゴロウ      3個体


4名ともダメージ大だったが、有意義な調査だったと言えるだろう。